私の不妊体験記その3〜ほっとできる場所とは・・

不妊専門クリニックに通い始め

さまざまな検査の結果・・・

私たち夫婦には子供を授かることは

難しいという結果に至りました。

「不妊体験記その3・・・自分には存在価値がない?」では、

不妊治療を始めたその後の

ことを書きたいと思います。

「子供を授かることは難しい」

という結果を、自分自身で

どう受け止めていいのか

わかりませんでした。

他人ことのような・・・

自分のことと思えない・・

そんな状態で

先生から聞いた瞬間は

涙さえ出ませんでした。

だけど、

その時の気持ち

その時のこころの動揺

その時の全身から血の気が引いた感じ

その時の目の前が真っ暗になった感じ

今でもすぐに思い出せます。

そして

今でもその周辺に行くと

その時の思いがフラッシュバックして

なんかこころがざわざわします。

先生から聞いたときは

ショックで涙はでなかったけど

後からは

これほど人は泣けるんだ・・

これほど涙はあふれてくるんだ・・

と思うくらいに

泣きました。

嗚咽、声を詰まらせ、泣くことを

初めて知りました。

夫婦でこれからのことを

毎晩、毎晩

話し合い、一つの結論に至りました。

どん底まで行くと

人は回復してくるもので

少しずつ日常を取り戻し

仕事、通院の忙しい毎日が

目まぐるしく

過ぎていきました。

だけど、私のこころは孤独でした。

男性不妊ということから

私が夫を守るんだと

思っていました。

なので、

夫に話すと、夫を責めることになる

自分の親には話しにくい

考えすぎる私は

どんどん、勝手に自分のからに

入っていきました。

だから、ますます孤独で

一人で自分勝手に

背中に、大きな荷物を背負って

こころに、大きな重荷をかかえて

なんとか日常生活を過ごしている

というような日々でした。

そんな重荷を抱えながら

の日々の中で

こころがほっとできる

ひと時ができたのです。

通っている不妊専門クリニックに

はられていた

”お食事会サークルの張り紙”

同じしんどさを抱えてるもの同士

ご飯を食べながら話しませんか??

というような内容だったと思います。

八方ふさがりだった私は

勇気をだして

参加してみることにしました。

それが、のちに私が引き継いでいく

「angel サークル」になります。

お食事会サークルでは

同じ悲しさ、苦しさを

共有していることで、

たわいもない世間話

をするだけなのに

肩の力がぬけ

ひと時、苦しいことを忘れて

笑うことができました。

その時の思いが

同じ悲しさ、苦しさをわかってもらえ、

安心して話せる場所を

作りたい!

という思いのベースになっています。

次回はもう一つ見つけた

こころが安らげる仲間

について書きたいと思います。続きはこちら

いつもあなたが自分らしく

笑顔でいられますように。

今日もありがとうございます。

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