私の不妊体験記その1〜自分には存在価値がない? 

私の不妊体験、不妊治療について

少しずつ振り返っていきたいと思います。

記憶をつづりながらなので

多少の前後はあるかもしれませんが、

その時の感情を思い出しながら

綴っていきたいと思います。

写真のような家族を

夢見ていました。

今見ても素敵だな

しあわせそうだな、

うらやましいなと思います。

私が不妊治療をしていた時期は

かれこれ20年以上前のことです。

そのころの私は

独りぼっちで孤独を感じ、

女性として失格の烙印を

押されたような

無価値感を抱いていました。

将来の希望がなくて、先も見えず

子供のころからの夢が消失したことに

絶望していました。

子どもができないという

絶望感を引きずり

普通とはちがう・・・

だから、もっと頑張らないと

だから、もっと認められないと

だから、もっと幸せにならないと

そうやって

子供を産んで育てている女性と

勝手に張り合って、

勝手にいじけていました。

子供を産んで育てている

女性に、価値があって

自分には存在価値がない

と思い込んでいました。

周りは子供を授かっている人ばかり

だったから、

とても孤独で、自分の気持ちを

誰もわかってくれない

自分の殻に閉じこもっていました。

不妊治療を始めたころから

何かつながりが欲しくて

ネット上の掲示板に救いを求めていました。

ただ、聴いて欲しかった。

今の辛さを共有したかった。

私にとっては、本当にしんどい時でした。

今、その頃の自分に会えるなら

子供を授かっても

授からなくても

子供を産む選択をしても

しなくても、

養子を迎える選択をしても

しなくても

例えば、結婚しても

しなくても・・・

みんなそれぞれの人生

それぞれの幸せがある

それぞれの個性であり、

それぞれの生き方がある

かけがえのない

素晴らしい人生なんだよ

と伝えたい。

時間が解決したこともありました。

いろいろな人との出会いもあって

今の考え方に行き着いた

この私の体験記が

同じように不妊で苦しんでいる人の

こころが少しでも軽くなる

手助けになれたらいいな

と、心から思います。

次回は不妊治療を始めた時の

ことを書きたいと思います。

いつもあなたが自分らしく

笑顔でいられますように。

今日もありがとうございます。

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