不妊治療をしていたころ私へメッセージ・・・パート2
不妊治療をしていたころ、
一番苦しかった気持ち、それは、
どんなに、あがいても
どんなに、頑張っても
どんなに、願っても
”思い通りの人生にはならない”
ということでした。
そして、
親になれない自分は、
何か足りない?
人として、成長できていない?と、
思い込んでいたことでした。
ただ、”子供がいない”
それだけのことなのに・・
自分で自分のこと
何か足りない、成長できていない
人間だと思っていました。
そうすると、誰からも
何も言われていないのに、
社会や世間の中で、
肩身が狭いような、
役に立っていないと、
責められているような・・・
気持ちをいっぱい持っていました。
その当時の口ぐせは、
「何でうまくいかないんだろう」
「何が悪かったんだろう」、でした。
今なら、わかるのですが、
うまくいく方法やうまくいかない原因
を見つけたかったのではなく、
ただ、”苦しいんだ”という想いを
知ってほしかっただけでした。
いろんなマイナスの気持ちは、
自分だけがだけが
感じていたのではなく、
不妊治療中には多くの人が
持っている気持ちであることを
ピアカウンセリングを学ぶことで
わかりました。
時がどれだけ立っても
子供を授からないことで
苦しさや悲しさ、寂しさ、虚しさは
同じようなものがありました。
”ひとりじゃない”
という言葉には、
単に仲間がいるというだけでなく
他にも多くの意味があります。
不妊と言う体験は、自分一人が
体験している特別な体験ではなく
仲間がいること、
不妊で苦しい思いを持っている人が
世の中にはいっぱいいるということ
友達の妊娠を喜べない自分も、
兄弟の妊娠を喜べない自分も、
自分のこころが狭いわけではなく、
同じような思いをしている人が
多くいるということ
だから、
”ひとりじゃない”
んです!
自分ひとりなんだ!
という孤独感は、自分を傷つけます。
ひとりじゃない!
そう思えることは、ほっとできるものです。
いまの私が、
昔の自分へメッセージを伝えるとしたら
一人で辛くて、悲しい時は
話して、ひとりじゃないよ
同じ思いをしている仲間がいるよ
と伝えたいです。
、
いつもあなたが自分らしく
笑顔でいられますように。
今日もありがとうございます。