心の声を聴かせてもらうソーシャルワーカーの仕事
自分にとって
自分らしくいられることは
なんですか?
私の場合は、やはり
人と関われること
人の悩みやしんどさを聴いて
一緒に考えることであり、
その時が、自分らしくいられること
と思うんです。
いま、仕事で
ソーシャルワーカーをしていますが
患者さん、家族さんの話を聴くとき
自分が自分らしくいられるときだと思います。
人生を聴かせていただくとき
困りごとを聴かせていただくとき
楽しい時のことを
聴かせていただくとき
悲しい時のことを
聴かせていただくとき
頑張っていたときを
聴かせていただくとき
そして、
こころの声を感じて、寄り添って
さらに、深く聴かせてもらうとき、
そのときをとても大切にしています。
人生はそれぞれ人によって
全く違っていて
想像できないくらい過酷な人生
想像できないくらい悲しい人生
想像できないくらいトラブル続きの人生
があり、
まったく違う人生がありました。
それぞれの人生の
話を伺う中で
人の強さと弱さ、優しさ、こころの大きさ
いっぱい教えてもらいました。
そのたびに
人は素晴らしいと思い
こころに響きました。
そして、それぞれの人生は何より
貴重なものと感じました。
いっぱいいっぱい
学ばせてもらったし
いっぱいっぱい
考えさせてもらいました。
だから、このソーシャルワーカーの
仕事がやめられなくなりました。
人の話を聴いて聴いて・・聴きすぎて
頭の中から「言葉」が
あふれそうになることも多々だけど
楽しくて仕方ないのです。
数えられないくらい
かけがえのないものを
自分のこころに
いただける仕事なんです。
だけど、その反面
ソーシャルワーカーの仕事をしていて
自分の無力さ
自分の力不足さ
自分の頼りなさ
自分の存在価値のなさ
に悩むことも
数えきれなくらいありました。
困っている人を
助けられない自分の無力さに悩みました。
だけど、こうも思うんです。
助けてあげる・・って余計なお世話
それぞれ人は
自分の力を持っていて
自分の力で歩いていける
その人の強さを信じることが
私の役割なんです。
ソーシャルワーカーの仕事
カウンセラーの仕事
相通じるものが、多くあり
どちらも、私の中では
大切な仕事です。
私が、私らしく
いられる仕事だと思います。
自分が自分らしくいられる
仕事をしていると
自然と頑張れる
そして、自分の力も信じられるんです。
自分が自分らしくいられること
つまり、したいかしたくないか・・
自分に問いかけて
自分の気持ちを
聴いてあげてくさい。
いつもあなたが自分らしく
笑顔でいられますように。
今日もありがとうございます。